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おいで赤ちゃんママと抱っこしよ

おいで赤ちゃんママと抱っこしよ

妊娠できない=不妊

妊娠出来ないとなると
いろいろどうしたらいいか考えます。

妊娠できない=不妊

それまでは できちゃった結婚 とかしか知らなかったし
避妊無のSEXしたら結構な確率で妊娠するものだと本気で思ってました。
ですから、結婚してからの数か月は
妊娠したら歯医者へもいけなくなるからと治療を完治させ
家業についてもいろいろ覚えなければならないし
同居嫁で、慣れないことも多いからとご丁寧に避妊までしていました。

それからしばらくして、そろそろ・・・と思いつつ1年が過ぎましたが、
思ったようには妊娠がやってこない。

それなりに持っていた妊娠の知識を駆使しても
排卵日を探し検討をつけチャレンジしてもかすりもしない。
生理はほとんど遅れることなくやってくる。
毎月毎月 ダメでした と判決を受けることは
冷静でいようと思っていてもどんどん自分を追い込こんでいく事になりました。

不妊って言葉がこびりついて、
ヒマさえあれば本を読みあさりネットで検索。
これもあまり良い状態ではないらしいですね。
でも、そこで初めて出産には適齢な時期があることを知りました。

20代なら様子をみてということはあっても
30代はゆっくりしている場合じゃないらしい。


もういてもたってもいられない。
とりあえず原因がないかどうかは確かめる必要があると
まだ早いんじゃないかという旦那を説得。

不妊の原因は調べなければお互いが50%づつの可能性ですって。
これから私は年取っていけば妊娠の条件はわるくなる一方なの。
子供を望むなら今すぐ病院に一緒に行って頂戴。
子供が必要ないなら行かなくて結構!これから先子供のことは忘れてね。

脅し?強行突破って感じもありますが
一応2人で病院の門をくぐることになりました。


私の嫁ぎ先は昔からの商売家で
それこそ隣近所が親戚みたいな田舎です。

もし近くの産婦人科へでも通おうものなら
次の日には昨日産婦人科でみかけたよ、おめでたかしらって?って会話で
お茶を飲みにくるご近所さまの訪問が目に浮かぶような毎日の暮らしです。

不妊治療の病院選びとなると、近所では人目があり通えないので
遠いけれど不妊治療の雑誌でみつけた評判のいい専門のクリニックへ行くことにしました。
同時に通院となれば時間のかかるお出かけも多くなるし、同居嫁としてはいつまでも内緒にはしておけない。
義母には、できるだけ簡単に旦那と相談して病院に通うことにしたとだけ伝えました。

何といわれるかすごくドキドキしたけれど
返事は「そう、家のことはいいからね、治療最優先でいいよ」でした。
義母には子供のことはそれまで何もいわれたことはないけれど気にはしていたと思います。
それでも必要以上に探ったりもせず、突き放すでなく、直接がんばれというわけでなく。
彼女の受け答えにはいつも感心させられますし、義母として尊敬していることの一つです。

なにしろ、そのころの周理の反応といえば結婚2年目の専業主婦・同居嫁とすれば妊娠して当たり前?!ってなもんで
こちらは妊娠したいのに出来なくて「妊娠」という言葉に必要以上に反応してしまってる状態。

子宝に子供が授かるお守りくれるくらいならだまってありがたく受け取りますが
(それでもできればそっとしておいて)

アカの他人がズケズケと

悪いのはタネか?畑か?なんて近所のおやじ(あえてそういわせていただきます)
がいう挨拶が日常だったり。

スカートは冷えるからパンツがいいんじゃない?
(私の勝手でしょ?スカートのほうが中にいっぱいはけるから温かいんですってば。)

ちゃんとしてるの?なんていうおばちゃん。
(なにがいいたいの?なんて返事を期待しますか?)

一度キチンと調べてもらったら?
(よけいなお世話です。検査結果を首からぶら下げろとでもいいたいんですか?)

3年子無きは・・・・っていうんだよ
(だからなんなんですか?別れろって?)

子供嫌いなの?おたくは見てくれる人がいるから大丈夫よ。
(?????)

どれこれも親しみなんて感じません。
サイテーの言い方です。

いつ子供を授かれるのか
もしかしたらその時はこないのかもと思考しながら
車で1時間30分の道のりを往復3時間通うのは当時とてもつらく思ったけれど

今思えばお気に入りの曲を聴きながらのドライブは
近所の茶飲みのネタにされる時間よりずっといい気分転換になっていたのかもしれません。





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